坐骨神経痛の原因3タイプと鍼の効果
坐骨神経痛の原因3タイプの症例
「坐骨神経痛には鍼が一番良かった」色々な施術を受けて来られた患者様からよく聞く言葉です。坐骨神経痛といってもその原因はそれぞれ違います。
例えば、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症などがあります。
ここでは、坐骨神経痛の代表的な原因3つの症例を紹介しています。
そして、なぜ坐骨神経痛に鍼がいいのか?説明します。
症例1 梨状筋などお尻の筋肉が原因の坐骨神経痛
「尻の筋肉が原因の坐骨神経痛」
高山様 福岡市在住
「デスクワークによる坐骨神経痛」
私は座りっぱなしの仕事をしている為、2年前から坐骨神経痛になり、ちょっと座るだけで腰まで痛くなるぐらい辛い日々を過ごしてました。
整骨院や整体院もたくさん通いましたが、結局その時だけ気持ちいいけど、根本的に治らず、症状が繰り返しの日々でした。
「中国針は効くよ」と勧められましたが、日本の針より大きいから 痛いのでは?と怖いイメージがあって なかなか中国鍼灸施術を受ける勇気が出せなかったです。
しかし、座ることは日常生活の中で とても重要な動作ですし、このままだったら何もできなくなるじゃないんかと不安に思い始め、インターネットで先生の鍼灸院のことを知り、勇気を出して施術を受けてみることにしました。
先生に施術されてる時 自分の痛いところ、つまりマッサージではなかなか届かない身体奥の筋肉にもしっかり針で打たされてるなと感じました。しかも痛みではじゃなく 悪いところに当たるとズンっと響く感じです。
私は通ってて3回~4回目の頃に効果が表れ、今ではすっかり普通に座れるようになりました。まさかこんなに早く回復すると思ってなかったです。もっと早く先生のところを知ればよかったです!箱嶌先生のお陰です。
最近は整骨院やマッサージ店へ行かなくなりました。だって ちょこちょこ整骨院へ行くよりも 先生のところで一発で効きますので(笑) これから身体のメンテナスとして定期的に先生のところを通うつもりです。もしいつかまた腰痛などがあっても 箱嶌先生ならきっと治してくれると信じてます。
「高山さんの坐骨神経痛について」
腰からお尻にかけての筋肉がガチガチに硬くなっていました。
特に腰の一番深いところにある筋肉(大腰筋)やお尻の筋肉(梨状筋、中殿筋、小殿筋)などに問題があるようでした。
マッサージなどで届かない深部の筋肉にアプローチすることができますので、なかなか改善しにくい坐骨神経痛でも軽減していきます。
症例2 腰椎椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛
「椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛」
松尾様 福岡市在住
椎間板ヘルニアがあり、腰に疲れがたまるとぎっくり腰を年に1~2回起こしていました。
今回もいつものぎっくり腰をやって、1週間程度で治ると思っていましたが、腰痛は落ち着きましたが、痛みとしびれがだんだん足のほうに下がっていき、以前のような椎間板ヘルニアのように太ももの裏やふくらはぎに痛みとしびれがでてきました。
先生の鍼の施術ではヘルニアのツボ?に鍼をされた時に足全体が温かくなるのを感じて、施術直後から足がすごく軽くなったのが印象的でした。
また、痛みがでてきたらよろしくおねがいします。
「松尾さんの坐骨神経痛について」
もともと腰椎の椎間板ヘルニアがあったそうですが、日ごろの疲れが腰に溜まり、ぎっくり腰で腰からお尻にかけての筋肉が硬くなっていたことも坐骨神経痛の原因と考えられます。
鍼施術により、腰から足にかけての筋肉を緩め、血流を改善することで、徐々に痛みとしびれが改善していきました。鍼施術をすると血流が改善するので、足が温かく感じる方がいます。
椎間板ヘルニアなどがある方は、腰に疲れを溜めないことが再発の予防になります。鍼灸施術は再発予防にも効果的です。腰に違和感を感じたら、早めにご来院ください。
症例3 腰椎など骨の変形による坐骨神経痛
「骨の変形による坐骨神経痛」
内野様 福岡市在住
慢性的な坐骨神経痛があり、10分くらい歩くと両足に痛みとしびれが出てきて、途中で休まないと歩けない状態だった。
病院での検査では老化による骨の変形が原因と言われ、マッサージなどを受けてきたが、いまひとつ改善がみられなかったので、長く付き合っていくしかないとあきらめていました。
知人の紹介で、こちらにお世話になりましたが、はじめはあまり変化は見られませんでしたが、10回くらい施術を続けていくうちに徐々に歩ける距離が伸びていき、30分くらい歩いても痛みがでないようになってきました。
その後も定期的に施術を続けていますが、今では1時間程度は歩けるようになりました。痛みとしびれが完全になくなったわけではありませんが、これなら仕事も続けられる自信がつきました。
ありがとうございます、今後ともよろしくおねがいします。
「内野さんの坐骨神経痛について」
年齢とともに腰の骨などが変形し、腰痛や坐骨神経痛になる方は非常に多いです。
「数分歩くと足が痛みやしびれで休憩しないと歩けなくなる・・・」内野さんも、まさにそんな感じでした。
脊柱管狭窄症や腰椎の変形などによる坐骨神経痛は症状が改善しにく場合もあります。しかし、少し気長に施術を続けていただくと、薄皮をはぐようにですが、痛みや痺れが軽減していくことがあります。
鍼灸施術では腰や足の血流を改善していくことで坐骨神経痛を緩和させていきます。
なぜ坐骨神経痛に鍼が効果的なのか?
坐骨神経痛となる原因は一般的にいくつかあります。
・腰椎椎間板ヘルニア
・脊柱管狭窄症
・梨状筋症候群
・原因不明(レントゲン・MRIでは異常がない)
これらの原因の多くに共通して言えるのが、
そして鍼灸施術の効果は、
これって、マッサージや整体とどう違うの?と思う方もいらっしゃるかもしれません。
実は筋肉のコリって、皮膚表面ではなく体の深部の筋肉(インナーマッスル)にあります。
腰の大腰筋、お尻の中殿筋、小殿筋、梨状筋などです。
これらの筋肉が坐骨神経痛の原因になってることが多いんです。
そして、鍼灸施術は問題のある患部の、
しかし、腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症は筋肉の問題ではなく、骨の問題だからと思う方もいらっしゃると思います。
最近の研究では、痛みや痺れの原因は神経の血行不良であることが分かっています。
椎間板ヘルニアや脊柱管に狭窄があっても症状が出ない人もいますが、 そういう方は神経の血流が保たれているようです。
だから、骨などに問題があったとしても鍼灸施術で坐骨神経痛が改善された方がいらっしゃるのです。
そのため、いかに深部にある筋肉のコリを改善し、血流を良くするかが大事であり、
鍼施術の頻度と回数
坐骨神経痛になる原因や症状が異なるように、改善する経過もそれぞれです。
急性のほうが慢性より治りが早く、軽度の痛みのほうが重度の痛みより治りが早いです。
急性の場合や痛みの強い時はできるだけ間をあけずに、特に最初の1~5回くらいは毎日もしくは隔日で施術を行うほうが効果的です。
慢性の場合は施術回数がかかりますので、週1~2回のペースでじっくりと施術していきます。施術間隔があき過ぎると、症状が改善するまでに時間がかかります。
週2~3回施術を行った場合に症状がある程度落ち着くまで(効果には個人差があります)
・腰部・お尻の筋肉の緊張や椎間板ヘルニアが原因―――1~6回程度にて痛みしびれ改善
・椎間板ヘルニアや筋肉・神経のなんらかの原因―――6~10回程度にて痛みしびれ改善
・椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症・椎間板症等が原因―――10~20回程度にて痛みしびれ改善<
坐骨神経痛の鍼施術は私が行います。
医学博士・鍼灸師 箱嶌大昭
明治国際医療大学を卒業、国家資格鍼灸師免許を取得。
その後、 中国に渡り中国医学研究機関の最高峰である中国中医科学院(旧中国中医研究院)にて日本人初となる医学博士号を取得いたしました。
中国では数多くの坐骨神経痛患者の鍼灸施術
に携わってきました。
帰国後、「箱嶌医針堂」を開業し、数多くの坐骨神経痛の鍼施術を行ってきています。
椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛で入院し、手術が真近に迫って当院の鍼施術を受け、坐骨神経痛が改善して手術が回避できた例。
「坐骨神経痛・環跳穴低周波鍼通電療法施術前・後の血中セロトニン値の変動」
5分歩くのがやっとだった坐骨神経痛の患者様がフルマラソン(42.195キロ)を完走できるまで回復した例など椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、梨状筋症候群などの原因からくる坐骨神経痛施術において豊富な鍼施術実績があります。
また、鍼灸の学術研究団体である「全日本鍼灸学会」において「坐骨神経痛の鍼灸施術」についても研究した成果を発表しました。
当院の坐骨神経痛施術を受けるために、福岡県内からはもちろんのこと九州各県、そして遠くは関東、関西からも御来院いただいております。
坐骨神経痛でお悩みの方は是非当院にご相談ください。
施術費・アクセス
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福岡市中央区 天神大丸から国体道路を中洲方向に徒歩3分
春吉バス停前のビル:1階が吉野家の牛丼屋さんのビルの3階にあります。
ビルの入り口は吉野家の牛丼屋さんに向かって右側にあります。
国体道路を中洲・キャナルシティ方向に徒歩3分
春吉バス停目の前のビル。1階に吉野家の牛丼屋さんがあります。
ビルの入り口は吉野家の牛丼屋さんの右手側にあります。
ビル隣(中洲側)に100円パーキングがあります。(1階はうどんのウエスト)