妊娠のカギは睡眠!! その効果的なツボ紹介
みなさんは、ゴールデンタイムという言葉を耳にしたことがありますか?
一般的に午後10時~午前2時の時間帯のことです。
その時間帯に睡眠をとることが大切だと言われています。
ただ、最近は睡眠の質も重要視されています。
「何時に寝るか」、「いかに最初に深いノンレム睡眠に入れるようにするか」 です。
なぜ不妊治療に睡眠が大事なの?
なぜなら、その間に女性の身体にとって大切なホルモンが生成されるからです。
東洋医学的にも「陰陽」で分けた場合、女性は「陰」に分類されます。
つまり、「夜」です。
夜の間に女性の身体に必要な成分や養分が生成されるというわけです。
ノンレム睡眠とは
副交感神経が優位になっている睡眠状態のことです。
睡眠の深さによって、ステージ1から4までの4段階に分けられ、ステージが進むにつれて睡眠が深くなっていきます。
主な役割は、体や脳を休めること、そして体の成長のためにあります。
このノンレム睡眠時にとても大事な成長ホルモンが多く分泌されます。
成長ホルモンは、脳を休息させたり、身体の組織、筋肉、骨の修復や、脂肪の分解、免疫力の向上といった健康を維持するための大切な役割を担っています。
ノンレム睡眠は寝てから3~4時間の間に多く出るという性質があります。
そうすると、一般的に就寝している午後10時~午前2時の時間帯がノンレム睡眠の深い段階に当てはまる可能性が高いので、ゴールデンタイムの睡眠が大事だと言われるようです。
質の良い睡眠をとる
夏は暑いので、入浴はシャワーで済ませてしまう方も多いと思いますが、エアコンや冷たい飲食物の摂取などで体は意外と冷えています。
自分のかいた汗で冷える場合もあります。
不妊治療に冷え性は大敵です。
湯船にゆっくり浸かって体を温めリラックスしましょう。
そうすることで、副交感神経も優位になり、スムーズな入眠が出来て質の良い睡眠が得られるでしょう。
眠くなるツボを紹介
リラックス効果のあるツボ「百会」を紹介します。
マッサージの仕方
まとめ
不妊治療に大切な女性ホルモンを生成するためには、ゴールデンタイムに寝ることと質のよい睡眠をとることが重要となります。
体の冷えも大敵なので、お風呂に浸かり身体の中から温めて妊活に適したおなか作りを目指しましょう!
リラックスすると副交感神経が優位になり、入眠もスムーズになるので質のよい睡眠がとれやすくなります。
寝る前に、ご紹介したツボをマッサージしてみましょう。
頭や体の疲れがひどいと質のよい睡眠が取りづらいです。そういった症状を改善するために、鍼灸施術を受けてみるのもオススメです!
この記事を書いた人
鍼灸師 大平洋子 (おおひら ようこ)
中国鍼灸院 箱嶌医針堂にて美容鍼・女性疾患などを主に担当している。
健康になりながら、美しくなっていただけるように鍼灸治療を行っています。
より多くの方に鍼灸の素晴らしさを知って頂きたいと思っています。
鍼灸や美容に関するブログを書いています。