【動画】上唇挙筋・口角挙筋・口輪筋について
今回は口元のたるみに関わる筋肉についての動画をご紹介していきます。
口元がたるむと、ほうれい線やブルドッグラインの原因になり、老けて見えます。
口元にはたくさんの筋肉がありますが、この動画では3つピックアップしてご紹介しています。
①上唇挙筋(じょうしんきょきん)
上唇と鼻翼を引き上げる働きがあります。
②口角挙筋
口角を引き上げる働きがあります。
この筋肉が衰えると、口角が下がってしまいます。
③口輪筋
唇を尖らせる働きがあります。
この筋肉が衰えると、口を閉じる力が弱くなります。
口周りの筋肉が衰えると、口を閉じる力が弱くなって口呼吸になったり、歯並びが悪くなったり、誤飲が増えるなどの悪影響もあります。
動画では、口周りの筋肉を刺激できるツボを2つご紹介しています。
①迎香(げいこう)
小鼻の横にあるツボで、鼻炎や花粉症、嗅覚障害の治療で使うツボです。
上唇挙筋を刺激することができるため、美容鍼でも使います(*^^*)
②地倉(ちそう)
口角の横にあるツボで、口角挙筋や口輪筋を刺激することができます。
ほうれい線にも効くといわれています。
筋肉を衰えさせないためには、動かすことが大切です。
口角をキュッと上げたり、上の歯茎を見せるイメージでイーっという表情をつくることで、上唇挙筋と口角挙筋を使うことができます。
唇を尖らせる表情は口輪筋を使うことができます。
また、口呼吸などで口が開きっぱなしだと口輪筋が衰えていきます。
口をしっかり閉じておくことも口輪筋の衰えを防ぐことにつながるので、意識してみてください(*^^*)
最近ではマスクをつけている時間が多いので、息苦しさや人に見られていないという気の緩みから、口が開きっぱなしになりやすいです。
マスク生活になってから、たるみやほうれい線がひどくなったという方が多いのはこれが原因です。
当院で美容鍼を受ける際、頬や口元のたるみが気になるという方には表情筋に電気を流して刺激する電気美容鍼(リフトアップ美容鍼)をおススメしています。
この記事を書いた人
美容鍼灸師 太田里穂(おおたりほ)
中国鍼灸院 箱嶌医針堂にて美容鍼・女性疾患などを主に担当している。
健康になりながら、美しくなっていただけるように鍼灸治療を行っています。
より多くの方に鍼灸の素晴らしさを知って頂きたいと思っています。
鍼灸や美容に関するブログを書いています。