年齢肌は美容鍼でケア!
「年齢肌」と言う言葉を聞いたことはありませんか?
化粧品のCMなどで使われている言葉なので、なんとなく耳にしたことがあるかもしれません(^^)
「年齢肌」とは?
若いころには感じなかった肌の悩み、年齢とともに感じるようになった悩みがあるお肌のことを「年齢肌」というそうです。
何歳から年齢肌などの決まりはありませんが、20代後半くらいから感じている方が多いようです。
以前と同じケアじゃ肌が潤おわなくなった、化粧のノリが悪い、夕方になると肌が乾燥する、笑いじわの型がついてとれなくなったなどが年齢肌を感じるポイントになります。
年齢肌は「お肌の曲がり角」といえます(>_<)
年齢肌と肌の色合い
年齢肌で特に実年齢よりも疲れて見える、老けて見える要因として「肌の色合い」があります。
年齢を重ねていくと肌の色が暗くなったり、黄色みを帯びていくことが多いです。
20代の肌は血色がよく、ほんのりピンク色ですが、年齢とともに少しずつくすみがかっていきます。
例えば、今まで似合っていた色が似合わなくなったりしたら、肌の色味が変わってきたという目安になります(>_<)
また、肌の色味だけでなく明るさも変わっていきます。
年齢とともにキメの粗さや乾燥が目立ち、なんだか暗く見えてしまうんです。
20歳前後~60歳前後の方を対象として肌の明るさと黄色みについて計測した研究によると、上のグラフのように年代によってかなりの差があることが分かったそうです。
つまり、肌の明るさや黄色みの度合いでによって老けて見られたり若く見られたり、周りから見た印象や見た目年齢が変わります!
年齢肌とメラニン色素
年齢の違いで肌の見え方が違うのは「メラニン色素」が関わっています。
メラニンは30~40代で急増します。
みなさんも、30代になってから急にシミやくすみなどが目立つようになった経験があるかもしれません。
シミやソバカス、色素沈着の原因となるメラニンは黒、褐色の色素のことで、紫外線から肌を保護するために作られます。
体の防御機能の1つではありますが、紫外線を過剰に浴び続けると肌にたくさんのメラニンが生成され、色素沈着(シミ、ソバカス)を起こしてしまいます。
メラニンの沈着が肌色のムラや光の反射のムラの原因となり、肌の色がくすんだり黄色みが強く
見えてしまうんです。
特に頬などの高い部分はよく紫外線に当たるので、頬はシミができやすいんです。
また、もともと色白の方は紫外線によるダメージに弱いので、シミができやすいです。
年齢肌と肌の弾力性
年齢肌の原因はメラニンだけではありません。
若々しく見せるためには「弾力」も大切です。
年齢とともに肌の潤いはもちろん、肌を支えるコラーゲン繊維やエラスチン、その周りにあるヒアルロン酸も減っていきますが、そうすると肌に弾力(ハリ)がなくなってしまいます。
乾燥して弾力を失った肌はキメが粗くなったり、小じわができやすくなったりと、くすみ肌にも繋がります。
小じわは特に皮膚が薄く乾燥しやすい目元や口元にできやすく、放っておくとどんどん深くなり目尻のしわ、ほうれい線といった老け見えの原因を作ってしまうんです。
逆に、肌の潤いが保てていれば肌には弾力がうまれシワはできにくいですし、ツヤもあって化粧ノリも良い肌でいられます(*^^*)
つまり、肌の弾力を保つために保湿がすごく大切なんです!
気を付けること
メラニン色素の沈着の1番の原因は紫外線ですが、肌を強くこすったり、化粧をキレイに落とせていないことも色素沈着の原因になります。
洗顔やクレンジングは優しくおこない、洗浄力の強い(=肌への刺激が強い)ものはアイメイクなど濃い場所だけにすると良いです。
シミなどを作らないためには、まずは紫外線対策を怠らないことが大事です。
紫外線をたくさん浴びた日は冷やして熱をとって、しっかりと保湿をしてください。
美容鍼で年齢肌のケア
若々しい肌を保つためにはメラニン色素の定着を防ぐことと肌の弾力を保つことが大切です。
化粧水や美容クリームなどで保湿をすることも必要ですが、セルフでケアできるのは角質層だけです。
メラニン色素が沈着したりコラーゲン繊維やヒアルロン酸がある真皮層までケアするには皮膚科やクリニックでのレーザーなどの治療か、美容鍼が可能です。
皮膚科などでの治療は刺激が強いぶん効果も出やすいですが、ダウンタイムがあったり、敏感肌の方はかえって肌が荒れたりすることもあります。
美容鍼は優しい刺激のため、敏感肌の方やアレルギーがある方も受けていただけますが、効果の表れ方には個人差が大きく、あまり効果を感じなかったという方もいらっしゃいます。
ただ、鍼をして真皮層にある細胞を刺激しているので、やったことは無駄ではありません(^^)v
繰り返しおこなっていくことで肌の内側から水分量を増やし、ハリのある肌、キメの整った肌をつくっていきます。
また、1度定着したメラニン色素を美容鍼で無くすのは難しいですが、早め早めのうちからやっておくと予防にもなります!
→ 美容鍼について
まとめ
若々しい肌を保つためには肌の明るさ、黄色み(くすみ・色素沈着)、弾力(ハリ)がポイントです。
ご自身でできることは紫外線対策と保湿をしっかりおこなうこと。
肌の内側のケアは美容鍼、特に100本美容鍼がオススメです。
美容鍼で真皮層の細胞を刺激することで水分量やコラーゲン、ヒアルロン酸を増やし、肌に潤いとハリを出していきます(^^)
また、鍼を続けていくことで肌のターンオーバーも整っていきますので、古い角質がきちんとオフされて、くすみにくく、ごわつきのない触り心地の良い肌へと変わっていきます。
シミやそばかすなどの色素沈着は1度できてしまうと改善するのが難しいので、予防するためには早めのうちからやっておくと良いです。
実際に、美容鍼を受け始めてから日焼けしにくくなったという感想もいただいております♪
お肌のメンテナンスとして、ぜひ美容鍼を取り入れてみてください(*^^*)
この記事を書いた人
美容鍼灸師 太田里穂(おおたりほ)
中国鍼灸院 箱嶌医針堂にて美容鍼・女性疾患などを主に担当している。
健康になりながら、美しくなっていただけるように鍼灸治療を行っています。
より多くの方に鍼灸の素晴らしさを知って頂きたいと思っています。
鍼灸や美容に関するブログを書いています。