顎関節症に効果的なツボ | 福岡市天神の美容鍼灸院
顎関節症に効果的なツボ
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顎関節症に効果的なツボ

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顎関節症をご存知ですか?

顎の関節が痛んで、ひどい場合は日常生活に支障がでるので、ツライ思いをされてる方も多いと思います(>_<)

顎関節症の原因や症状、関係する筋肉やツボなどをご紹介していきたいと思います。

今回は、顎関節症について書いていこうと思います(^^)

顎関節症の症状

①顎が痛い(顎の動きに関係なく痛む場合は他の疾患も考えられます)
②クリック音がする(カクカク、じゃりじゃり、ミシミシなど)
③口が開きにくい(指が縦に2本程度(約3センチ)、またはそれ以下しか入らない)

主にこの3つですが、稀に口が完全に閉じないということもあるようです。

これらの症状を人生の中で一度は経験したことのある人がなんと、2人に1人!というくらい、顎関節症はとても身近なものなんです(*_*)

特に、20~40代の女性に多いと言われています(>_<)

顎関節症のタイプ4種

①筋肉の障害
咀嚼筋と呼ばれる、顎を上下・左右・前後に動かす筋肉が緊張している状態。肩や首も痛くなることがある。

②関節包・靭帯の障害
顎関節を囲む関節包や靭帯の繊維に力が加わり、捻挫しているような状態。顎を動かすと、顎関節に痛みがある。

③関節円板の障害
関節円板(関節のクッション)が本来あるべき場所から、前にずれたまままの状態。口を開けたときに元の位置に戻るので、カクッと音がする。

④変形性関節症
顎関節に繰り返し強い負荷がかけられると、関節を作る部分の骨の表面が吸収されて、その周りに新しい骨を作ることがある。口の開閉をすると、じゃりじゃり、ゴリゴリと音がすることがある。

顎関節症 筋肉 関節

②③④のタイプでも、顎に歪みが生じてくるので筋肉が緊張しています(>_<)なので、多くの方が複数のタイプを持ち合わせていると言われています。

顎関節症の原因

①ブラキシズム
歯ぎしりや喰いしばり、歯をカチカチならすなど。これらの動作は筋肉を緊張させ、顎関節に負担をかけます。最も多い原因です。

歯ぎしり

②ストレス
ストレスを感じると緊張します。無意識のうちに喰いしばりをしていたり、就寝中に歯ぎしりをしていたり、ブラキシズムに繋がります。

③噛み合わせ
噛み合わせが悪いこともブラキシズムに繋がります。

④偏咀嚼
いつも同じ方ばかりで噛んでいると、片側にばかり負担が多くかかります。

⑤顎に負担をかける習慣
うつ伏せで寝る、頬杖をつく、電話を肩に挟むなど

頬杖

⑥その他
口を大きく開けた、顎を強く打ったなど

6つご紹介したように、顎関節に負担がかかっていることが原因です。

上顎の骨と下顎の骨が関節を作っているところを顎関節といいます。

口を開いたり閉じたり、ものを噛むときに痛む原因としては上顎の骨と下顎の骨の間にあるクッションの役割をしている関節円盤がズレたり、スムーズに動かないことにあります。

こういった、筋肉や関節円盤が原因で痛みが起こる場合と、顎関節自体の変形で痛みが起こる場合もあります。関節自体の変形はリウマチの方に多いです。

顎関節の動きに関わる筋肉

顎関節には

口を閉じるときに使われる筋肉

咬筋・側頭筋・外側翼突筋・内側翼突筋

口を開く時に使われる筋肉

舌骨筋群・顎二腹筋・外側翼突筋

が付いています。

どれも耳周りや頬、顎、首についている筋肉で、口の開閉や噛む力に関わっています。

しかし、ストレスや緊張などで歯ぎしりや歯をくいしばったりすることが多いと、これらの筋肉が硬くこりかたまってしまい、痛みが起こったり、顎関節のスムーズな動きを妨げてしまうんです。

顎関節症と自律神経の関係

顎関節症は筋肉が過緊張してしまっていることが原因として多くみられます。

筋肉が緊張するときは交感神経、弛緩するときは副交感神経が働きます。どちらも自律神経です。

顎関節症は顎が歪んでいるので、緊張しっぱなしの筋肉があることになります。

その筋肉は休みたくても休めない状態なので交感神経と副交感神経のバランスが乱れます(*_*)

それと、顎の骨は頭蓋骨と関節をつくって繋がっていますので、顎のゆがみが元で頭蓋骨まで歪んでしまうこともあります。

そうすると、自律神経失調症のような症状が出てくることもあります(*_*)

自律神経失調症やうつ病の方に顎関節症の方が多いと言われていますが、それにはこういう関係があったんです(*_*)

だからといって、顎関節症だから自律神経失調症になるかも・・・と不安になる必要はありません(^^)

顎関節症=自律神経失調症や鬱になる、というわけではありませんし、直接的に関係しているわけではありません(^^)

ただ、顎関節症は良いことではないのは確かなので、セルフケアを試してみてください(^^)v

顎関節症の予防・セルフケア

①上下の歯を接触させない

上下の歯が接触するのは噛むときだけです。上下の歯が離れ、舌が上の壁にくっついているのが本来の状態です。

起きている時の歯の喰いしばりも、気づいたらやめるように気を付けて下さい。

寝ている時の歯ぎしりは自分の意志で止めれるものではないのですが、マウスピースを付けて寝ることで顎や肩などへの負担が軽くなります。

②硬い食べ物を避ける

柔らかいものばかり食べていると顎が弱くなってしまいますが、硬い食べ物ばかり噛んでいると顎や筋肉に大きな負担となります。

もし痛みが強いようであれば、できるだけ顎に負担をかけないよう硬い食べ物は避けて、うどんなど柔らかい食べ物に変えることも効果的です。

③口を大きく開けすぎない
あくびや歯科での治療に注意です!

④仰向けで寝る
うつ伏せで寝ると顎や首の筋肉に負担をかけます。枕は低いものが良いです。

仰向け

⑤マッサージ
側頭部や首のコリをほぐしてあげるだけで違いが現れると思います(^^)

⑥顎の運動
痛みがなければ、顎を上下・前後・左右に動かすなど。

顎関節症の症状でお悩みの方はぜひ、試してみてください(^^)v

顎関節症に対する鍼灸については→コチラ

鍼治療などで症状が軽減しても、生活習慣を見直さないとまたすぐに痛みがでたりするので、治療と並行してご自身でこういったセルフケアを取り入れていくことが大事です(*^^*)

顎関節症に効果的なツボ

顎関節症に対する鍼灸をおこなう場合、顎関節周囲の筋肉や、口の開閉時に使われる頭部の筋肉の他、肩こりや首こりがある場合はそちらも合わせて行っていく場合もあります。

そして、お顔にある「頬車(きょうしゃ)」というツボにも鍼をいれていきます。

文字通り、頬の車(車輪)を意味するツボで、このツボに鍼をすることで顎関節がスムーズに動くようアプローチします。

顎関節症に効くツボ

頬車意外にも、お顔や頭にある様々なツボを使っていきます。

鍼で顎周りの筋肉の緊張をとることで痛みを和らげ、少しでも日常生活を送りやすくしていきます(*^^*)

美容効果も!?

美容鍼を受けに来られている方とお話ししていると、「実は顎関節症もあって・・・」とおっしゃる方が意外と多くいらっしゃいます。

先ほどご紹介した顎関節症に効くツボは美容鍼でも使っているツボなので、美容鍼をしながら顎関節症の施術ができます!

逆に、顎関節症の施術を受けに来てお顔のツボにしていると、肌がキレイになったり、顎周りがスッキリして小顔になることも(*^^*)

顎関節症 鍼

この記事を書いた人

福岡で美容鍼

美容鍼灸師 太田里穂(おおたりほ)

中国鍼灸院 箱嶌医針堂にて美容鍼・女性疾患などを主に担当している。

健康になりながら、美しくなっていただけるように鍼灸治療を行っています。
より多くの方に鍼灸の素晴らしさを知って頂きたいと思っています。

鍼灸や美容に関するブログを書いています。

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