お酒と肌荒れ、むくみの関係
お酒を飲んだ次の日、お肌の調子が悪いなぁ、顔がパンパンだ…と感じたことはありますか?
なぜお酒を飲むと肌の調子が悪くなるのか、むくみやすくなるのかをご紹介したいと思います!
栄養不足
アルコールを分解するとき、ビタミンやミネラルが使われます。
ビタミンやミネラルは美肌を作るうえでとても大切な成分なので、お酒を飲んだ翌日は肌の調子が悪いことがあるんです。
また、タバコを吸うことでもビタミンは消費されてしまいますので、喫煙者の方はそうでない方に比べると、肌荒れしやすく、シミができやすい、ハリがなくなるなどのトラブルが起こりやすくなります(>_<)
脂質・糖質の摂りすぎ
お酒を飲む際のおつまみは、塩分や油分の多いものばかりです。また、アルコールを分解するときには糖分も使うので、甘いものが食べたくなることもあります。
そのため、吹き出物ができやすくなってしまいます。
脱水
当院には、お酒を飲むお仕事をされている方も多くいらっしゃいます。
お酒を飲むと、むくむイメージはあると思いますが、脱水にもなるんです。
アルコールには利尿作用があり、お酒を飲むとたくさんトイレに行きたくなります。
すると体が脱水状態になるため、お肌が乾燥してしまいます。
お酒を飲むとむくみますが、むくみは血管や細胞の外に水分が溜まっている状態です。
一見むくんでいると水分が多いように感じますが、実はお肌や体は乾燥しているんです(>_<)
むくみ
お酒を飲むと、トイレが近くなるのは実感されている方が多いと思います。
始めのうちは尿として排泄されますが、そのあとは排泄された分の水分を補おうと、体が水分を溜め始めます。
さらに、アルコールを分解するには水が必要なので、お水が飲みたくなって、身体はより多くの水分を摂取します。
排泄量より摂取量が多いと、むくんでしまいます。
また、お酒を飲むときに食べるおつまみは、塩分の濃いものが多いです(>_<)
塩分の取りすぎも、むくみやすくなる原因です!
泣いた次の日に顔や目がむくんでいることがあると思います。
涙は血液から作られているので、涙を作るために目の周りに血液が集まります。
そのときに血管からしみ出す水分が増えるので、むくんでしまいます。
また、泣いたときに目をこすったり強く押したりすることも目のむくみを悪化させてしまいます(>_<)
寝起きのむくみの解消法
朝、顔がむくんでた時の対処法は「ホットタオル」がオススメです!
濡らしたタオルを電子レンジで温めてホットタオルを作ります。
それで目を温めたり顔を温めたりすることで、むくみが早く引きます(*^^*)
また、フェイスラインや鎖骨ラインを撫でるようにマッサージしたり、耳をつまんでくるくるとマッサージすることでお顔の血流が促進され、むくみが解消されやすくなります。
対策
脂質の少ない和食系やビタミンを多く含むものをおつまみにしたり、糖分の少ないお酒などもあります(^^)
また、めんどくさくてもきちんとメイクを落としてから寝ましょう!
お化粧したまま寝てしまって肌荒れしちゃった…という方も来られます。
そして、美容鍼もオススメです!!
例えばお酒を飲むお仕事をされている方で、美容鍼をすると2週間くらいはむくまない!という方もいらっしゃいます♪
また、飲み会などの前に美容鍼を受けに来られる方が多いのですが、美容鍼をしておくと、次の日のむくみが全然違うそうです✨
美容鍼には、お肌の血流を良くし、新しいコラーゲンを作る効果があります!!
美容鍼をすることで、お酒を飲んだあとのむくみ、肌荒れ改善になるんです✨
また、普段から定期的に美容鍼を受けていることで、こういったアルコールによるトラブルや、生活環境の変化などによる肌トラブルなど、事前に予防することができるんです(^^)v
ぜひ、肌荒れ改善、トラブル防止に美容鍼をお試しください。
→ 美容鍼について
この記事を書いた人
美容鍼灸師 太田里穂(おおたりほ)
中国鍼灸院 箱嶌医針堂にて美容鍼・女性疾患などを主に担当している。
健康になりながら、美しくなっていただけるように鍼灸治療を行っています。
より多くの方に鍼灸の素晴らしさを知って頂きたいと思っています。
鍼灸や美容に関するブログを書いています。