副鼻腔炎に対する鍼灸施術
今回は「副鼻腔炎(蓄膿症)」についてです。
意外と、なったことある!という方も多いかもしれません(T_T)
副鼻腔炎(蓄膿症)とは
鼻の奥の方にある、副鼻腔という空洞に細菌が入って炎症を起こしたり、腫れたり、膿がたまっている状態を副鼻腔炎といいます。
急に発症し、すぐに治る急性と、3ヵ月以上長引く慢性があります。
毎年1000万人~1500万人がかかっているそうです。
症状
鼻水、鼻づまりといった鼻の症状の他にも、目の痛み、頭痛、頬の痛み、嗅覚障害などが起こることもあります。
原因は、ほとんどが風邪などへの感染ですが、鼻炎などが長引くことで副鼻腔炎を起こすこともあります。
抗生物質を飲む、副鼻腔に溜まっている膿を吸い取るなどの治療がありますが、鍼灸で改善することもあります(*^^*)
セルフチェック
こんな症状があったら、副鼻腔炎(蓄膿症)かもしれませんので、セルフチェックしてみてください。
・鼻づまりが長引いている
・粘り気のある黄色い鼻水が出る
・鼻水が喉に流れて来る
・匂いが分かりにくい
・痰が出る
・頭痛や頭重感がある
・頬や鼻の横を押すと痛い
・目の奥が痛い
喫煙する方、肥満の方、喘息や気管支炎のある方がなりやすいようですが、風邪などがきっかけになる場合もあるので、副鼻腔炎は誰にでも起こりうることです。
副鼻腔炎で頭痛が起こる
菌が溜まって膿になる場所である副鼻腔は、左右に4つずつ合計8個あります。
そのうちの2つはおでこにあります。
なので副鼻腔炎になると、頭の前側やおでこに頭痛が起こることがあります。
副鼻腔炎に対する鍼灸
当院での鍼灸では、副鼻腔の炎症を抑え、免疫力を整えるような施術を行います。
とくに女性は、疲れから鼻の症状が出る方も多いようです(>_<)そういう方には鍼灸が良いかもしれません(*^^*)
顔や頭にある鼻炎などに効くツボや、手足にある全身を整えるツボ、免疫力を整えるツボに鍼やお灸をします(*^▽^*)
効果には個人差がありますが、1度の治療で鼻の通りが良くなる方もいらっしゃいます♪
また、お薬を飲んでいるけど効き目が悪いという方も鍼灸治療をすることでお薬が効きやすくなることもあります(^^)
疲れると鼻炎のような症状が出る、お薬が効きにくい、お薬を使いたくないという方は鍼灸を試されてみてはいかがでしょうか?(^^)
この記事を書いた人
美容鍼灸師 太田里穂(おおたりほ)
中国鍼灸院 箱嶌医針堂にて美容鍼・女性疾患などを主に担当している。
健康になりながら、美しくなっていただけるように鍼灸治療を行っています。
より多くの方に鍼灸の素晴らしさを知って頂きたいと思っています。
鍼灸や美容に関するブログを書いています。