食欲不振の原因と対処法、効果的なツボ
暑くなり、夏バテのような症状が出る方が増えています(*_*)
だけど1年を通して、夏バテ関係なく食欲不振の方が多くみられます(>_<)
食欲不振の原因
・ストレス
ストレスで胃が痛くなるイメージがあると思います。
繊細な方や胃腸の弱い方はストレスで食欲がなくなることがあります。
胃カメラなどで検査しても異常がないけれど胃痛や食欲不振、吐き気が続くという「機能性ディスペプシア」といって、胃腸が過敏になっている状態です。
・自律神経失調症
自律神経が乱れると、様々な症状が起こります。
そのなかの1つが食欲不振です。
お腹がすかない、お腹がすくけど食べられない、食べだしてすぐ膨満感を感じるなど。
夏バテなども自律神経の乱れです。
・運動不足
運動不足だと、エネルギーを消費しません。
そうすると、脳がエネルギーを欲しくならないので食欲がおちます。
そしてご飯を食べないので体力も落ちて、もっと運動不足になる…という悪循環に陥ります。
また、血の巡りも悪くなりますので、ご飯を食べても消化するのが遅くなり、次の日に胃もたれを起こしたりもします。
・逆流性食道炎
近頃よく耳にする「逆流性食道炎」
若い人に増えているそうです。
胃酸が食道に逆流するため胸やけやゲップが起こります。
原因は食生活の乱れやストレス、食後すぐに横になることが考えられます。
・便秘
便秘がひどくなると、腸が胃を圧迫して胃酸が逆流しやすくなりますので食欲がなくなってしまいます。
また、逆流性食道炎になることもあります。
・寝る前の食事
これは一時的な食欲不振の場合ですが、夜寝る前の食事に原因があることがあります。
寝る直前の食事やドカ食いなど。
眠ってしまうと体が冷えて胃に血液が回りにくくなるので、寝ている間は消化がなかなか進みません。
なので食事をしたあと2~3時間は横にならないように心がけましょう!
予防法や対処法
・規則正しい生活を心がける
・適度な運動をする
・リラックスする時間を作る
・ストレスをためない
・消化に良いものを少しずつ食べる。
・腹8分目くらいに抑える
食べれるときに食べておこう!と思って脂っこいものや消化に悪いものを食べると、かえって症状が悪化します。
お粥など、サラサラと食べれて消化に良いものがオススメです。
朝から白湯を飲むのも、体が温まりますし健康にも美容にも良いですよ(*^^*)
食欲不振に効くツボ
足三里(あしさんり)というツボです(^^♪
このツボはとても有名なので知っている方もいらっしゃると思います✨
胃にも関係しているツボなので、胃腸の調子を整えてくれます✨
それ以外にも足の疲れを取ってくれたり、免疫力を整え、全身の体調を整える効果もあります。
胃腸の調子が悪い方もそうでない方も、オススメのツボです❤(^^♪
足三里にお灸をして免疫力を上げ病気にならない体づくりをしましょう!
この記事を書いた人
美容鍼灸師 太田里穂(おおたりほ)
中国鍼灸院 箱嶌医針堂にて美容鍼・女性疾患などを主に担当している。
健康になりながら、美しくなっていただけるように鍼灸治療を行っています。
より多くの方に鍼灸の素晴らしさを知って頂きたいと思っています。
鍼灸や美容に関するブログを書いています。