生理と妊娠と東洋医学
東洋医学的な「妊娠のしやすい身体作り」を考えていく上で、まず「腎」の働き具合が重要となってきます。
「腎」とは、女性の卵巣機能やホルモンバランスを調節する役割を持った部門になります。
この「腎」がうまく働かなかったり、弱っていたりすると、卵巣機能やホルモンバランスが乱れてしまい、体調まで崩れてしまいます。
また、身体に栄養や水分などを与える「血」や身体のエネルギー源である「気」までにも影響がでてしまいます。
そうすると、妊娠に関係のある様々なことにまで影響がでてしまい、妊娠しづらくなってしまいます。
「生理が定期的に来ていれば、いづれ妊娠できるはず」と思いがちですが、生理周期や経血の状態、生理痛などを東洋医学的に見てみると、問題があることがあります。そして、そのためになかなか妊娠しづらいのではないかなと思うことがあります。
「腎」、「気」、「血」の働きをよくしてあげることで、生理周期や体調を管理しいき、「妊娠しやすいカラダ作り」をしていくことが非常に重要になってくると思います。
そのために、まずは生理の状態をちゃんとチェックすることをはじめてみませんか?
生理の状態を見る4つのポイント
・生理の周期と日数
・経血量
・経血の色
・経血の状態
次回は、生理の状態について詳しく書きます。