不妊症の体質

不妊症で悩んでいる方の中には、精密検査を受けても特に原因が見当たらない方がいます。
しかし、東洋医学から見た場合には体質が原因で妊娠できないことがあります。

不妊症の体質は大まかに分けると6タイプあります。

 それぞれどのような体質の特徴があるか見てみましょう！

①ほてるタイプ（腎陰虚）

暑がり、のぼせやすい、手足がほてる、寝汗をよくかく、足腰がだるい、眠りが浅い

 ②冷えるタイプ（腎陽虚）
寒がり、手足や足腰が冷える、むくみやすい、下痢しやすい。

③元気不足タイプ（気血両虚）
疲れやすい、立ちくらみがする、無気力、少食

④ストレスタイプ（肝鬱）

イライラ、怒りっぽい、ため息をよくつく、緊張しやすい、神経質、不眠、不安感が強い。

⑤ドロドロタイプ（痰湿）

脂っこいもの、甘いものが好き、よく食べる、肥満気味、
むくみやすい。

⑥血行不良タイプ（瘀血）

頭痛、肩こりがある、生理前後に頭痛がする、生理痛が強い、皮膚がくすんでいる。

 まずは自分の体質がおおよそどのタイプに当てはまるか、考えてみてはいかがでしょうか？
東洋医学（鍼灸）ではこれらの体質を元にその方にあったツボを使って鍼灸治療を行います。

体質は親から受けついだ先天的なものと、生活環境、生活習慣などによって作られた体質があります。

 先天的なものはなかなか変えることは難しいですが、後天的な体質は生活習慣を変えることで変わることがあります。

 自分の体質を知り、弱いところを補い、気になるところを修正みてはいかがでしょうか？