頭痛のツボと鍼灸治療
頭痛って国民病!?
毎日、頭痛に悩まされている人も少なくありません。
なんと、日本人の4人に1人が頭痛持ちだそうです。
その数は約3000万人!
うわぁ!すごい人数ですね。
ちなみに日本の総人口は1億2735万人だそうです。
福岡県の人口は507万1,623人なので、
その4人に1人だと126万人の頭痛持ちさんが福岡にはいるのですね。
当院に頭痛の鍼灸治療を受けに来られる方が多いはずです。
また、肩こりが辛くてと来院される方の多くも頭痛があると言われる方が多いです。
頭痛ってどこが痛い?
ところで、頭痛といっても痛む部分はそれぞれ違います。
よく側頭部が痛いと「偏頭痛」や後頭部が痛いと「緊張型頭痛」みたいな感じで。
頭痛の起こりやすい場所とは・・・
・側頭部やこめかみの辺りが痛い!
・肩こりがひどくなると後頭部まで痛い!
・頭のてっぺんが痛い!
などなど
東洋医学的な頭痛のタイプとツボ
実は、東洋医学でも痛む部位によって頭痛を分類することができます。
そして、頭痛のツボもそれぞれ違ってきます。へ~~
東洋医学では頭痛を①前頭部 ②頭頂部 ③側頭部 ④後頭部
の4つの部位に分け、それぞれに効果的な経絡やツボに鍼灸治療を行います。
①前頭部頭痛…額を含める前頭部におきる頭痛、胃腸の調子が悪いことで起こりやすい。
陽明(ようめい)頭痛と言い、ツボは合谷などの陽明経
②頭頂部頭痛…頭のてっぺん辺りにおきる頭痛、ストレスなどが原因で起こりやすい。
厥陰(けついん)頭痛と言い、ツボは太衝などの厥陰経
③側頭部頭痛…コメカミから耳付近におきる頭痛、ホルモンの乱れやストレスが原因で起こりやすい。
少陽(しょうよう)経頭痛と言い、ツボは足臨泣などの少陽経
④後頭部頭痛…首肩から後頭部にかけておきる頭痛、肩こりや自律神経の乱れが原因で起こりやすい。
太陽(たいよう)経頭痛と言い、ツボは後谿などの太陽経
あなたの頭痛はどのタイプでしょうか?必ずしも1つのタイプとは限りません。
痛くなる場所にあわせて、ツボを指圧したりお灸をしてみてはいかがでしょうか?