プレ更年期の鍼灸治療
プレ更年期とは
30代後半から40代前半にかけて、なんだか体調が思わしくない女性が多く来院されます。
「倦怠感、不眠、動悸、めまい、食欲不振、イライラ、肩こり、頭痛などなど・・・」
「えっ、もしかして更年期障害!?」
更年期障害が出るにしてはまだ早い時期なのに、更年期障害のような症状が出る方は「プレ更年期」の可能性があります。
プレ更年期の原因
更年期とは、閉経をはさんだ10年間で、40代後半〜50代前半くらいです。
この時期に起きる、さまざまな不快な症状を「更年期障害」と言います。
ところが、30代後半から40代前半にかけての女性にも更年期障害のような症状が出てきます。
閉経にはまだ時間があっても閉経に向けて心身の変化が生じ始める時期で、これを「プレ更年期」と呼ばれています。
プレ更年期の原因は、更年期のような卵巣機能の老化ではありません。
プレ更年期に起きる不快な症状の原因は女性ホルモンや自律神経の乱れが原因で起こります。
プレ更年期の鍼灸治療
プレ更年期における様々な症状には女性ホルモンや自律神経を整えるツボに鍼灸治療を行っていきます。
特にプレ更年期に起きる症状には倦怠感、不眠、動悸、めまい、食欲不振、イライラ、肩こり、頭痛などが多く、自律神経失調症によるものが多いです。
また、自宅でできるお灸をご自身でしていただくことで、より効果的にプレ更年期に起きる様々な症状を改善していくことができます。
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この記事を書いた人
医学博士・鍼灸師 箱嶌大昭(はこしま ひろあき)
東洋医学の本場、中国・北京にて日本人初の医学博士を取得後、福岡・天神にて「中国鍼灸院 箱嶌医針堂」を開業。福岡県内をはじめ、九州各県から多くの患者が来院。
頭痛、肩こり、腰痛など日常的な症状から不妊症、自律神経失調症、更年期障害などの婦人科系の鍼灸治療を行っている。
「プレ更年期における症状には鍼灸が効果的です。ぜひご相談ください」
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