妊娠30週5日の逆子のお灸
産婦人科で「逆子ですね」と言われるのは、妊娠30週頃からです。
それ以前はまだ赤ちゃんも小さいのでクルクル回っている状態で、検査時にたまたま逆子の状態になってるだけなので、気にする必要はありません。
また、30週頃も自然と戻る可能性も高いので、慌てる必要はありません。
ただ、なかには35週を過ぎてもになっても、なかなか逆子が戻ってくれないケースもあります。
そのため、早め早めに逆子対策をしておいた方が、逆子が直る確率が高いですし、
34週、35週になって慌てて逆子のお灸をするより、30週~32週の時にお灸をしたほうが気持ちに余裕があるので、精神的に楽だと思います。
今回、30週の健診で逆子が分かり、 30週5日で来院した逆子ちゃん。
逆子のお灸を1回行い、あとは自宅にてお灸をしていただき検診を受けたところ、戻りました。
その逆子ママさんから感想を頂いたので、ご紹介します。
逆子のお灸の感想
30代 女性 熊本県在住
逆子ということで、鍼灸に初挑戦しました。
至陰と三陰交に10分程度の施術でした。
特に至陰がチクチクして少し痛かったですが、
じんわりと温かくなってくるようで、施術中赤ちゃんがポコポコとうごいていました。
その次の妊婦健診(31週6日)の朝、赤ちゃんが大きく動いた感覚があり、先生に逆子なおっているねと言われました。
32週以前だと自然に頭位になることが多いとは言われていたので、1回の治療が効いたのかは分かりませんが、なおるか不安だったので、鍼灸と家でのお灸をやってみて良かったと思います。ありがとうございました。
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この記事を書いた人
医学博士・鍼灸師 箱嶌大昭(はこしま ひろあき)
東洋医学の本場、中国・北京にて日本人初の医学博士を取得後、福岡・天神にて「中国鍼灸院 箱嶌医針堂」を開業。福岡県内をはじめ、九州各県から多くの患者が来院。
頭痛、肩こり、腰痛など日常的な症状から不妊症、逆子、更年期障害などの婦人科系の鍼灸治療を行っている。
「逆子のお灸は早ければ、早いほど戻りやすいので、ぜひご相談ください」
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