耳のつまり(耳閉感)に効くツボ
「耳がつまった感じがする」
「耳の中が圧迫された感じがする」
「耳閉感がある」
「耳に水が入ったような感じがする」
「耳の奥が痛い」
このような耳の閉塞感が続いているために鍼灸治療を受けに来られ、症状が改善することがあります。
耳のつまりに効くツボとは
耳のつまり(耳閉感)に悩んでいる方の多くは首や肩こりがあったり、自律神経失調症の方が多いです。
そして、その首や肩こりや自律神経を改善することが、耳のつまり感を取る上で大事になります。
耳のつまりを改善するツボはいくつかありますが、その中でも鍼灸治療でよく使うツボを紹介します。
【完骨(かんこつ)】
耳の後ろにある出っ張った骨(乳様突起)の下端、後ろ側のくぼみにあります。
このツボを、気持ち良い程度の力で指圧してみてください。
完骨は耳のつまりの他、首・肩こり、めまい、耳鳴り、難聴、頭痛などにも効くツボです。
耳のつまり(耳閉感)の鍼灸治療
耳がつまる原因はいくつか考えられます。
・突発性難聴・急性低音障害型難聴・メニエール病・耳管狭窄症・耳管開放症などなど。
これらの原因は耳鼻科専門医の診察、治療で改善されることが多いです。
しかし、中には耳鼻科の治療を受けてもなかなか改善せず、鍼灸治療で改善する例もあります。
そのため、耳の閉塞感でお悩みの方は鍼灸治療を受けてみられることをおススメします。
耳のつまりの鍼灸治療では、首や肩、手足のツボに鍼灸を行うことで、耳内部の血流を改善、自律神経を整えていくことで耳閉感を改善していきます。
詳しくは→ 耳つまり(耳閉感)の鍼灸治療
動画で解説:耳のつまりに効くツボ
耳のつまりのツボについての動画です。ぜひご覧ください。
この記事を書いた人
医学博士・鍼灸師 箱嶌大昭(はこしま ひろあき)
東洋医学の本場、中国・北京にて日本人初の医学博士を取得後、福岡・天神にて「中国鍼灸院 箱嶌医針堂」を開業。福岡県内をはじめ、九州各県から多くの患者が来院。
肩こり、腰痛など日常的な症状から慢性的な神経痛、自律神経失調症、突発性難聴、耳鳴りなどの鍼灸治療を行っている。
「なかなか改善しない耳閉感は鍼灸治療で改善する可能性があるので、ぜひ鍼灸治療を受けてみてください」
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