異臭症の鍼灸治療
異臭症とは
嗅覚障害で当院の鍼灸治療を受ける方の多くは、「何も匂いがしない」、「かすかに匂う」などの方が多いです。
ただなかには、「食べ物はにおうけど、違うにおいがする」、「ドブのような臭いにおいがする」「こげ臭いにおいがする」などと言われる方がいます。
「本来のにおいとは違うにおいにがする」、「すべて同じにおいがする」など匂いはするけれども、今までと違ったにおいに感じる症状のことを「異臭症」といいます。
異臭症の症例
男性 50才代
ある日突然、お肉や油、干物を嗅ぐと「ドブのような」臭いにおいがし、その他の食べ物は何もにおいがしない状態となる。
「異臭症・嗅覚障害」の治療で耳鼻科にて4ヶ月ほど通いましたが、なかなか改善しませんでした。
変なにおいに悩まされる日々が続き、もう治らないのではと諦めていたそうですが、
「異臭症・嗅覚障害」に鍼灸治療が効果があることを知り、当院を受診。
週1~2回の治療を行ったところ、徐々にお肉や干物の変な匂いがしなくなり、その他の食べ物も匂いがするようになっていきました。現在はすべてのにおいが正常に匂うようになり、毎日美味しく食事を楽しんでいるそうです。
患者様の感想
異臭症・嗅覚異常
男性 50代 佐賀県鳥栖市在住
2014年12月のある日の夕食時に突然、食事の臭いに違和感(臭い)を感じ、翌日に耳鼻咽喉科を受診しました。
毎日治療しましたが臭が戻ることなく2015年3月が過ぎ、あきらめていたところインターネットで鍼灸治療の事を知り4月より週2回治療を開始しました。
すると2週目くらいから食事が美味しく感じる日が時々現れ、5月になるとほとんど毎日食事を美味しく感じ、現在はねんのために週1回の治療になりました。
臭いのしない食事がどんなにつらい事か・・・・鍼灸治療に助けられました。
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この記事を書いた人
医学博士・鍼灸師 箱嶌大昭(はこしま ひろあき)
東洋医学の本場、中国・北京にて日本人初の医学博士を取得後、福岡・天神にて「中国鍼灸院 箱嶌医針堂」を開業。福岡県内をはじめ、九州各県から多くの患者が来院。
肩こり、腰痛など日常的な症状から慢性的な神経痛、自律神経失調症、難病などの鍼灸治療を行っている。
「変なにおいがするなど異臭症は鍼灸治療にて改善する可能性があるので、ぜひご相談ください」
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