大腿後面の痛み(ハムストリングスの痛み)の鍼灸治療
マラソンやジョギングをされる方で、太ももの裏が痛いという方がいます。
スポーツをしている人は、太ももの裏のことを「ハムストリングス」と言ったりします。
この太ももの後ろ側にある筋肉、ハムストリングスは半腱様筋・半膜様筋・大腿二頭筋で構成されています。
ハムストリングスが硬くなると、太ももの裏が痛くなったり、ハリ感がでたり、前屈などのストレッチをしても、以前のように手が床につかなくなったりします。
ジョギングでのオーバーワークやデスクワークで長時間同じ姿勢をしている方などは特に硬くなりやすいので要注意です。
太もも裏の痛みへの鍼灸治療
太もも裏の痛みはハムストリングの硬さも原因ですが、腰や臀部、ふくらはぎなども影響していることがおおいです。
そのため、腰、臀部、太もも、ふくらはぎの筋肉の硬くなっているところを中心に鍼灸治療を行います。
太もも裏(ハムストリングス)の張り感をとるツボ
太もも裏の緊張を取るツボの代表として「申脈(しんみゃく)」があります。
申脈は、外くるぶしの真下で、少しくぼんでいるところです。
このツボは、太もも裏の張りや痛み、坐骨神経痛や腰痛、背中の張り感などにも効果的なツボです。
ぜひ指圧してみてください。