ふくらはぎ外側が痛い・だるい時に効くツボ
- 「ふくらはぎの外側が痛い・だるい・しびれる」
- 「腰・お尻・太もも裏から続く、ふくらはぎ外側の痛み」
このような症状でお困りの方が多く来院されます。ふくらはぎが痛くなる原因はさまざまですが、当院でよく診る「ふくらはぎ外側の痛み」の多くは坐骨神経痛が原因で起こっていることが多いです。
この記事では、ふくらはぎ外側の痛みやしびれに効くツボ、セルフで押せるツボやお灸、さらに鍼灸治療について詳しく解説しています。
坐骨神経痛とは?
坐骨神経は腰から足の指先まで伸びている神経です。この坐骨神経が何らかの原因で障害を受けると、腰やお尻、太もも裏、そして「ふくらはぎ外側」にかけて痛みやしびれ、だるさを感じます。これが坐骨神経痛です。
ふくらはぎ外側の痛みに効くツボ
ふくらはぎの外側に代表的なツボが8個あります。どれもふくらはぎ外側の痛みやしびれの時に使うツボです。その中で、特によく使うツボは「陽陵泉(ようりょうせん)」「陵後(りょうご)」です。
- 陽陵泉:膝の横下にある丸い骨(腓骨頭)の斜め前・下側
- 陵後:腓骨頭の斜め後ろ・下側
どちらのツボも押さえてみると、ズーンと響く感じがあります。これらのツボ以外にも、ふくらはぎ外側で自分が一番痛いと感じるところもツボです。指圧やお灸をしてみると痛みが改善していきます。
これらのツボでも改善しない場合は、腰やお尻にあるツボも指圧・マッサージなどされてみてはいかがでしょうか。
詳しくは → 坐骨神経痛に効くお灸のツボ
ふくらはぎ外側の痛みに効く鍼治療
ご自宅での指圧やお灸で改善しない場合は、鍼治療が効果的です。専門的にツボを刺激することで、血流促進・神経の鎮静・筋緊張の緩和が期待できます。
詳しくは → 坐骨神経痛・ふくらはぎ外側の痛みに効く鍼治療
まとめ|ふくらはぎ外側の痛みと鍼灸
ふくらはぎ外側の痛みやしびれは、坐骨神経痛が原因であるケースが多く見られます。セルフケアやツボ刺激で改善する場合もありますが、長引く・悪化する場合は鍼灸治療を検討することが有効です。
「なかなか改善しない」と感じる方は、セルフケアと専門治療を上手に組み合わせながら、早めの回復を目指しましょう。