近視性黄斑変性症(脈絡膜新生血管)の鍼灸
近視性黄斑変性症(脈絡膜新生血管)とは
黄斑変性症の一つに「近視性黄斑変性症」があります。
近視性血管新生黄斑症、脈絡膜新生血管などいう場合もあります。
近視性黄斑変性症の主な症状
・視力低下
・変視症(ゆがんで見える)
・中心暗点(中心部が暗くなって見えにくい)
などの症状があります。
特に視力が急激に低下しやすい。
近視性黄斑変性症は、網膜の下にある脈絡膜(みゃくらくまく)側から不良な血管が伸びて、出血やむくみが原因で目が見えにくくなります。
加齢性黄斑変性症が50~60歳代に発症しますが、近視性黄斑変性症は、30~40歳代で発症します。
近視性黄斑変性症の鍼灸
近視性黄斑変性症の鍼灸では、眼底の血流改善を目的として、目の周囲、首や肩背中、手足などのツボに鍼灸治療を行います。
近視性黄斑変性症は目の病気ですが、体全体を整えていことが重要です。
関連記事
▶ 眼精疲労の鍼灸
この記事を書いた人
医学博士・鍼灸師 箱嶌大昭(はこしま ひろあき)
東洋医学の本場、中国・北京にて日本人初の医学博士を取得後、福岡・天神にて「中国鍼灸院 箱嶌医針堂」を開業。福岡県内をはじめ、九州各県から多くの患者が来院。
肩こり、腰痛など日常的な症状から慢性的な神経痛、自律神経失調症、難病などの鍼灸治療を行っている。
「近視性黄斑変性症は鍼灸治療で改善する可能性があるので、ぜひ鍼灸治療を受けてみてください」
こちらをクリック→「院長の経歴・あいさつ」